非ITからSESに転職したら地獄だった話【経歴詐称を強要された】
こんにちは、今回は私が非ITからSES企業に転職して地獄を見た体験談をお話します。
IT未経験からエンジニアを目指す方に向けて、私の失敗談が少しでも参考になれば幸いです。
Indeedで見つけた「未経験歓迎SES求人」に応募
私は元々ITとは無縁の仕事をしていましたが、将来的なキャリアを考えてエンジニアを目指すことにしました。
Indeedで見つけたSES企業は、以下のような求人内容でした。
- 未経験歓迎
- 充実した研修あり
- 自社システムで学習後、チームでプロジェクト参画
「これなら安心だ!」と思い、応募して無事に内定をもらいました。
しかし、ここからが本当の地獄の始まりでした。
実際はスマホサポート派遣+独学
入社後の10ヶ月間、私は某スマートフォンメーカーのカスタマーサポートとして派遣されました。
「研修」と言われたものの、やることは電話対応と簡単な事務ばかり。
学習はというと、他社が提供するオンライン教材で各自が自主的に学習するスタイル。
もちろん質問できる講師もいません。
求人票に書いてあった「自社研修」や「チームでのOJT」は一切ありませんでした。
経歴詐称を強要される
10ヶ月後、ようやく研修(?)が終わり、次は実際の案件に参画するフェーズ。
ここで会社から言われたのが衝撃的でした。
「経歴書にはJava経験5年と書いてください」
もちろん私はJavaを触ったことすらありません。
さらに、嘘の経歴に合わせた面接対策までさせられました。
つまり、面接でスムーズに嘘をつけるように練習するのです。
この時点でかなり不信感が募りました。
1人での現場配属、そしてメンタル崩壊
ようやく案件が決まったものの、求人にあった「チーム参画」はウソでした。
実際は1人での常駐で、右も左も分からないまま現場へ。
もちろん相談できる先輩もいません。
日々の業務で自分のスキル不足と嘘の経歴に押し潰されそうになり、メンタルを完全に崩しました。
退職、そして学んだこと
結局、私は短期間で退職を選びました。
今回の経験から学んだことは2つです。
- SES転職は企業の実態を徹底的にリサーチすべき
- 経歴詐称を強要する会社は即ブラック確定
IT未経験であっても、まともな企業はきちんと研修とサポートを用意しています。
焦って転職するよりも、プログラミングスクールや独学で基礎をつけてから正社員を狙う方が安全だと痛感しました。
これからIT業界を目指す方は、私の失敗をぜひ反面教師にしてください。